みなさまこんばんは。 今日もしっかり雨でしたね…。ただの雨ならよいのですが、局地的な豪雨となると怖いですね。今年は被害がありませんように…。
我が家では除湿機やエアコンの除湿モードがすでに24時間体制で活躍しています。 さて、2週間前のにはバッハの話を書かせていただきましたね。次はブラームスの話でも…と申し上げましたが訴えられた話はまたの機会にしまして、今日は彼の非凡な才能を物語るエピソードを二つお伝えしたいと思います。 ブラームスのお父さんはハンブルグの小さな楽団のコントラバス奏者だったそうですが、生活は苦しく、ブラームス本人も少年の頃から街の料理店やキャバレーでピアノを弾いて家計を助けていたそうです。 あるとき、父親の友人がレストランに行くとそこにはピアノを弾くブラームス少年が。とても簡単な曲なのに、楽譜にかじりつくように弾いているのでよくよく見てみると、譜面台にあるのは楽譜ではなく小説だったとか。 それから数年後。若手ブラームスが名ヴァイオリニストの伴奏者として各地を回っている頃、とある会場のピアノが通常より鍵盤ひとつ分低く調律されていることにステージに出てから気づくというハプニング! 本当ならそこでヴァイオリンを低く調弦すれば二人ともいつもどおり演奏することができるのですが、聴こえる音は低くなってしまうのでヴァイオリニストが演奏を拒否。 それならとブラームスは何事もなかったかのように、ソナタを含むその日の演目を全部一つの隣の鍵盤で(半音高く移調して)弾いたのだそうです。 お客さんはハプニングを知る由もなく、コトの凄さに驚くのはヴァイオリニストだけでした。 …なんだか夢に出そうで怖いです。(笑) ちなみに、ほかに見たことのある夢は、、 「開演時間を迎えているのにどう頑張ってもステージにたどり着けないホール」 の夢とか、 「ステージに立ったものの、未知の曲が演目でなにもわからず弾けない」 夢とか、、、職業病でしょうか。(笑) 今ではステージに立たせていただくこと自体が夢となっておりますが、少しずつ社会が動きはじめてきましたね。また現実のステージで「エキサイティングな」時間をお客さまと過ごせますよう願っております!