このたび九州地方の集中豪雨により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様のご安全を心よりお祈り申し上げます。
本当に今年はこのように年になるとは思ってもいませんでした。
自身の音楽人生でもぽっかり穴が空いてしまって、さらにいろんなことが追い討ちをかけるように起こり、身体のリズムも崩れてしまいます。
自粛の影響もいろいろ出ているとお聞きします。スマホの見過ぎで目が悪くなったり、ずっと家にいたので足腰が弱くなったり、食事や睡眠のリズムも崩れて体調不良になったりと、その中でモチベーションを保つことはとても難しいと思います。
本当に早くスポーツや音楽が溢れる日常に戻って欲しいと思っています。
それでは
本日は僕の超おすすめの癒しのクラシックの一曲をご紹介します!
ブラームス作曲
クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
この曲はブラームスの晩年の1891年に作曲されました。
出だしの切なくも美しいヴァイオリンのハーモニーの中から、すぅーと湧水のように溢れてくるクラリネットの音色…
もうこの一瞬でなぜか胸がぐっと締め付けられて、涙が出そうになってしまいます😭
このコロナで自粛中、何度聴いたことか…
全部で4楽章まであるのですが、1楽章が特に好きです。
この曲を聴くと、タイムスリップしたみたいに、まわりの風景が一瞬で変わってしまうのです。
少し枯れ葉舞う樹林の中に流れる穏やかな小川のせせらぎ、そこに僅かに射し込んでくる陽の光…
そしてなぜか頭の中には生まれてからこれまでの人生が古い映写機のように映し出されるのです(あくまで僕個人の感想です😆)
僕はずっとトロンボーンを吹いていたのですが、実は一番好きな楽器の音色はクラリネットなのです。
特にオーケストラの中で聴くクラリネットの音が好きですね!
ちょっと他の楽器たちに比べて異質な感じがするんですね(いい意味で)
とっても素朴な音色なんです。牧歌的とでもいいましょうか。ビブラートもほとんどかかりませんし、柔らかくてそれでいて暖かい、なんとも言えない心地よさがあるのです😊
ぜひこのブラームスのクラリネット五重奏曲、聴いてみてくださいね!
僕は好きすぎていろんな奏者が演奏しているCDをよく聴き比べたりしていました。
特に長年ベルリン・フィル・ハーモニー管弦楽団の主席クラリネット奏者を務めていた、カール・ライスターさんの音色が大好きでした。
彼は長野県の松本市で毎年開催されている、サイトウ・キネン・フェスティバル(総監督:小澤征爾)によく参加されていました。
ちなみに僕のトロンボーンの師匠もそのサイトウ・キネン・オーケストラで主席をしていたので、よく大学の仲間達と一緒に聴きに行きましたね〜(お金がなかったのでアルバイトして貧乏旅行〜🤣)
いや〜青春だな〜😆
あっ、ついつい一曲の為に熱く語りすぎてしまいました😚
他にもおすすめの曲はたくさんあるのですが、このままでは日が暮れてしまうので続きはまた次回にします。
最後に部屋の奥に眠っていた初期のジブリ作品グッズ✨ただいま映画館で公開中😆