皆さま、こんばんは。65回目の伝言板となりました、財木麗子です。
昨日の女声コンサート、本当にありがとうございました。無事に終演いたしました。
こちらは先日のお便り動画でもお話させて頂きました、風の盆恋歌のステージの様子です。照明がとっても綺麗✨✨✨
高橋治さんの恋愛小説を原作としていますが女性の主人公は「えり子」です。
初めて聴いた時はその物語の内容は全く知りませんでしたが
惹かれた理由はズバリ、音楽がいい!(当たり前だのクラッカーですね^^;)
三木たかしさん…天才ですね👏👏👏
石川さゆりさんのステージ音楽がオリジナルでもちろん素晴らしいのですが
私はフォレスタに入ってこの曲を知ったせいなのか
小泉さんが書いてくださったフォレスタ譜=ピアノでの風の盆恋歌が一番好きです。
ピアノが本当に美しい…
(昨日のピアニストは南雲彩さんと大杉光恵さんでした♩)
物語は曲頭から胸騒ぎを覚えるようなフレーズでスタートします。
1番の出だしの直前で入る低い左手の音と心をかき乱されるような
右手の音との呼応にもドキドキ。
1番と2番の間奏では左手が下の音からゆっくり上行していきますが
いつもこの部分では氷花(しが)が流れていく様子と重なります。
(ごめんなさい、勝手な解釈です🙇♀️)
2番の一番最後の歌詞は「三味の音」ですが、
そこからフレーズは河川が海へ注ぎ込むような体感があります。
「えり子」の思いとピアノが同調して、
一気に上り詰めていく高揚感が素晴らしいと思います。
深い哀愁を帯びた風の盆恋歌の物語。
1番2番3番と二人の恋の行方が描かれていますが、
この文字数におさめた、なかにし礼さんも天才!!
(こちらも当たり前だのクラッカーですね(^◇^;))
この小説は賛否両論あるのかも知れませんが、人間らしくて生々しくも素晴らしい作品だと思います。
いつか八尾で9月に行われる、風の盆を見に行ってみたいなぁ〜♡
風の盆恋歌
作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし
蚊帳の中から 花を見る
咲いてはかない 酔芙容〜...
私あなたの 腕の中
跳ねてはじけて 鮎になる〜...
生きて添えない 二人なら
旅に出ましょう 幻の〜...
1番に出てくる、酔芙蓉という花も重要なアイテムですね。
朝は白いのに徐々に赤く染まり日が落ちるのに合わせて散ってしまうらしいです。
この酔って散る、という儚い酔芙蓉に「えり子」は自分を重ねたのでしょうか。
…と、昨日のコンサートを振り返ってみました😊
初めて風の盆恋歌を知ったのが丁度四年前の富山公演の稽古の時でしたので、
随分月日が経ちましたね!
その間、コロナがあったり、健康を崩したり…色々ありましたが
また舞台で風の盆恋歌をはじめ、様々な歌を歌えて幸せな1日でした。感謝しています。
まだまだ心配事が多くて外出を控えている方も大勢いらしゃると思いますが
心配事が早くなくなり😭、またコンサートでもお目にかかれたら嬉しいです。
昨夜の十五夜はご覧になりましたか?綺麗でしたねー(๑´∀`๑)♡*.+゜
お月さまパワー頂きました!皆さまも良い1週間をお過ごし下さいね✨